電子カルテについての覚え書き(担当:Yoo Labo)

Air Gap(エアギャップ;物理遮断技術)

個人情報を保護するため、当院の電子カルテおよび画像ファイリングシステムはインターネット接続を一切行っていない。同様の理由で無線LANも使用していない。

個人情報保護法

5000件以上の個人情報を扱う際に適用される。

過去の事例:

ソフトバンク 450万件の加入者に対して500円の金券

ベネッセ   200億円/2070万件

らしい

当院では職員に対しUSBメモリなど私的な記憶媒体の接続は一切禁止している。

外部業者に対しても医療機器をネットワーク接続するなど、コンピュータ・院内LANをさわる際には書面で契約している。

SMBのバージョンとネットワークスビード(2014/07)

SMB 1.0はWindows 9x/Windows Me/Windows NT/Windows 2000/Windows XP/Windows Server 2003で用いられている一番基本的なファイル共有プロトコル

SMB 2.0はWindows Vista/Windows Server 2008で用いられている
複数のSMBコマンドの連結、切断時の透過的な再接続処理、バッファリング・サイズの拡大などが採用され速度が上昇している模様
SMB1.0を用いているOSとはSMB1.0でしかつながらない

SMB 2.1はWindows 7/Windows Server 2008 R2に搭載
1MbytesのラージMTU(デフォルトは64Kbytes)、スリープ・モードのサポートとさらにちょっと高速化されたのかな
SMB 3.0はWindows 8/Windows Server 2012に搭載
SMBダイレクトを採用しCPU負荷が軽減されている、OSレベルでのチーミングサポートとさらに高速

 

バージョンをすべてそろえておいた方が無難かな

NICチーミング(NIC teaming)
結局1つのカードを優先的に使用するので実質的な高速化は出来ない模様

Windowsとしては若い技術なので電カルでの運用は危険か

インテルNICは買ってみたけどまだ試みていない。

ネットワークドライブ

Accessで共有運用するために必要と考えていたが、Serverを高速化するためOSにSSDを採用したところ、ネットワーク接続の前にOSがネットワークドライブを見に行ってしまい、常に接続に失敗するようになった。

バッチファイル

NET USE (ドライブ): \\(アクセスPC名)\(共有ディレクトリ名) (パスワード) /USER:(ユーザーID) /PERSISTENT:NO

vbs
WScript.sleep 3000
Set objNetwork = CreateObject("WScript.Network")
objNetWork.MapNetworkDrive"Z:","\\Den\D"

など作ってスタートアップに入れて起動したがうまくいかなかった。

このため、ネットワークドライブからの共有を止め、ネットワークからダイレクトにファイル共有設定を行う事にしたら問題解決。

日本標準時への連携

電子カルテの時計をすべて一致させる目的でトライ

1.電波時計の使用

秋月のキットでも良かったが時間もないのでシーデックス株式会社から購入

WindowsXPの時には順調だったがWindows7にシステムを更新後ドライバのインストールできなくなり放置中




2.GPSの使用

CanMore社のGPSロガーGT730FL-S USBドングルを使用してみた

内部でUSB-RS232Cが変換されているためドライバが必要

天体観測の分野ではすでに応用されているようだ。そこでSatkを使ってみる

ローカルではGPSで同期が可能だが、タイムサーバーに仕立てるのは成功していない


なのでいまは定期的に人力で時計合わせ中

2014年7月から法人名を変更しました。